インドネシア語で「Nasi」と言えばご飯の事。
バリの人々は少し仲良くなると挨拶代りにこのように声をかけてきます。
「Sudah makan?」= ご飯食べた?
これは彼らにとって深い意味はなく、ただの挨拶代りなので
「なぜそんな事聞くの?」なんて考える必要はなく、挨拶を返せば良いのです。
「Sudah(スダッ)」= もう食べたよ。
でも聞いてきた相手が親しい間柄だったり、もしくはインドネシア語が出来ると解釈されてしまった場合、つぎのような会話に発展する事があります。
「Makan apa?(マカン アパ)」= 何食べたの?
何を食べようが私の勝手じゃないか・・・と気を悪くしないでください(笑)まだ挨拶の続きですから。
でも答えるのがちょっと面倒な時はこう答えましょう。
「Nasi(ナシ)」= ご飯
これで完結するはずです(^_-)
と言うのもバリの人たちにとってNasi=一般的な食事の事。
観光地のレストランなどではナシチャンプルと呼ばれますが、ローカルの言うナシはナシチャンプルほど豪華ではなく質素ですが内容的には似たようなもので、ご飯とおかずと辛いサンバルが付いています。
ナシジンゴとも呼ばれます。
コチラは観光地のホテルのナシチャンプル
観光地のレストランのナシチャンプル
そしてローカルワルンのナシジンゴ
おかずの内容、そんなに変わらない気がするのですが、盛り付けや量、そして何よりも値段が全然違います。
ローカルエリアのナシ屋さん。
おかずを選ぶ事も出来ますが、ローカルの人たちは「Bungkus 7000(ブンクス トゥジュリブ)」=お持ち帰りで7000ルピア分 と言うような買い方をします。
そう言って注文すると、店員さんが目分量で適当におかずを盛り付け7000ルピア分にしてバナナの葉っぱに包んで持ち帰り用にしてくれます。
持ち帰りの人が多いですが、ここのワルンは店内や店先で食べる事が出来ます。
ローカルのナシはかなり辛いですが、Tidak isi Sambal(ティダ イシ サンバル)と言うとサンバル無しにしてくれますので、興味のある方は是非一度トライしてみてくださいね。