Daily Archives: 2015年2月9日

インドネシア人の収入

インドネシアの庶民のおやつ「KUE PUTU」クエプトゥ

もともとはジャワのトラディショナルなお菓子だそうですが、バリでも移動販売で買うことが出来ます。

午後~夕方の少しお腹が減ったなぁ・・と感じる時間帯に自転車やバイクでポ~という音を鳴らしながら売りに来る、何ともほのぼのとした移動式おやつ。

昔の日本の焼き芋屋さんを思い出します。

1x1.trans インドネシア人の収入

パンダンで色付けした米粉を蒸した生地を竹筒に詰め、真ん中にグラメラ(ヤシ砂糖)を入れて簡易蒸し器で温めてくれます。

1x1.trans インドネシア人の収入

最近はプラスティックのパイプで代用する事が多いようですが、竹筒を使うのがトラディショナルです。

1x1.trans インドネシア人の収入

お水が入った一斗缶を下からガスで温めて蒸気を出しています。

缶の上には小さな穴が開いていて、その上に竹筒を並べて温めていくという方式。

そしてその蒸気を利用して煙突のような部分からぽ~という音を出しているのですね。

少し時間がかかるので、作ってもらってる間におじさんと会話を楽しみます。

東ジャワから出稼ぎにやって来ているというこのおじさん。

家族は奥さんと子供3人の5人家族で、家賃約5000円のローカルコス(アパート)暮らしです。

食べ盛りの子供を抱えてお金がかかるんだよ・・と言ってました。

6時に起きて仕込みをし、仕込みが終わると1時間ほど昼寝。

その後準備をして13時半頃にコスを出発します。

14時から20時頃までデンパサールのローカルエリアを回って移動販売するそうです。

1日分、全部売り切れれば3000円ほどの収入になるとか。

一人前5,000ルピア(約50円)で売っているKUE PUTU、このおじさんは一日に60人ものお客さんにこのお菓子を売ってるのですね。

でも雨季はやはりかなり収入が減るそうです。

一カ月9万円も収入があるの?と聞いてみましたが、毎日売り切れる訳でもなく、平均して5万円ぐらいとの事。
そこから材料費や経費を引いて、5人家族の生活費やバイクのローンの支払いやジャワの実家への仕送りをすると、ほとんど残らないと言ってました。
そして最近のバリの物価の高さに嘆いておられました。

収入のほとんどを仕送りをしてジャワの大家族の面倒を見ているそうです。

家族の為に田舎から出稼ぎに来て長時間頑張って働いているお父さん。

南国の人は働かない・・なんてイメージがあるようですが、実際にはとても頑張って働いている人がたくさんいるのです。

毎日休みなしで仕事をしているこのおじさん、「もっと家族との時間が欲しいよ」と爽やかな笑顔で言っていたのが印象的でした。

1x1.trans インドネシア人の収入

ココナッツフレークをたっぷりかけて頂くKUE PUTU

どこか懐かしく優しいお味です。

遠くからぽ~という音が聞こえてきたら是非一度呼び止めてみてください。