バリヒンドゥーの合同葬儀【ガベンマサル】

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バリヒンドゥーはお葬式を盛大に行う宗教としても有名です。

バリ島カーチャーター、観光ツアー中の車窓からお葬式行列を見た方もいらっしゃると思いますが、まるでお祭りの神輿のような行列は一見の価値ありです。

1x1.trans バリヒンドゥーの合同葬儀【ガベンマサル】

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これらは一般庶民の小さめのPage(パグゥ/パゲ)=死者を運ぶ神輿のようなものですが、王族のものはBade(バドゥ/バデ)と呼び名も変わり、天に向かって伸びる数十メートルにも及ぶ塔型の立派なものになります。

でもこのお葬式行列は実はバリヒンドゥーの葬儀のごく一部にしかすぎません。

今回はその後の一般庶民(スードラ階級)の合同葬式についてレポートしてみました。

合同葬儀とは、必要最小限の儀礼を終えただけの状態で保存されているそれぞれの遺体を、村の他の死者と合同で行う儀礼です。
地方により、また状況によっても異なりますが数年に一度の事が多いようです。

「ニュカ」と呼ばれるこの儀礼は祖霊神化の儀礼、すなわち人間の魂を神様に戻す為の人生で最後で最大の儀礼でもあります。

村中のたくさんの死者を祀っています。お供え物の数が半端ではありません。

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遺体は既にそれぞれ火葬されているので、変わりにアドガンと呼ばれる個々の供え物を供えてあります。

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遺族が探しやすい様、それぞれ亡くなられた方の名前が記入され番号が振られています。

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合同でスンバヤン(お祈り)をした後、それぞれのアドガンを遺族の女性が頭上に載せて広場まで運びます。
遺族ごとに集まり、その場でアドガンを分解して灰になるまで燃やします。

1x1.trans バリヒンドゥーの合同葬儀【ガベンマサル】

広場中いたる所で煙が上がり、とても目を開けていられません。

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全て燃え尽きたら灰を椰子の実の中に入れ、アングパンと呼ばれるお供え物を作ります。

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儀礼用の布で装飾し、遺族の女性が一旦元の祭壇に戻し、合同でスンバヤンを終えた後再度運び出します。そしてその行く先は・・・海です。

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深夜3時の海で、最後の儀式は行われます。観光客が知る由もない真夜中の儀式です。

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聖水をかけ、お祈りを終えた後、遺族の手によって海へと放流されるのです。

これで無事に人生最後の儀式を終えた死者の魂は、ようやく家寺に入る事ができるのだそうです。

時には朝まで夜通し行われるこの儀式。

多くの家族、親族に見守られ幸せに一生を終えるバリヒンドゥーの人たち。
自分の人生についてあらためて考えさせられた一日でした。

知れば知るほど奥が深いバリヒンドゥーの世界。
この宗教感こそが魅惑的なバリの文化を創造しているのです。

あなたも機会があれば一度バリの宗教文化に触れてみませんか?

※ 葬儀以外にもバリ島ではいろいろな宗教行事が行われています。バリ島でカーチャーターを利用する方、またバリ島観光ツアーに参加の方は、ドライバーとご相談の上で車を止めて見学してみてください。

 

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